今日は、病院の決算書の読み方をお伝えします。
皆様は会計事務所から戻ってくる試算表や決算書を
経営に活かしていらっしゃいますでしょうか。
これらは数字が並んでいてわかりにくいですね。
経営に必要な数字の感覚をもつ読み方を編み出しました。
それは、
決算書とメロンの食べごろは
お尻から見る
です。
解説します。
つまり最終の数字を見て、経営は良いのかどうかを診断します。
決算書のうち、損益計算書を見てみましょう。
損益計算書は1年間に病院がどれだけ利益を生み出したかを見ます。
最終(一番下)の当期純利益がマイナスを意味する
「-」や「▲」や赤い表示になっていないでしょうか?
それは赤字です。
もし、赤字を臨床で例えるなら、出血というところでしょうか。
少量なのか、それとも大量なのか、どこから出ているのか分析してから、
出血を止める方法を検討します。
何もついていなければ黒字です。
ひとまず安心ですが、資金繰りに十分注意しましょう。
以上、ざっくりとした経営視点での解説です。
もっと詳しく知りたい方は、お問い合わせまで。